始業式 「15,675名,これは何の数字でしょう?」

 今日は2学期の始業式でした。読書の秋,スポーツの秋,食欲の秋と,いろいろなことに心の弾む季節を迎えます。
 始業式の校長先生のお話は,「15,675名。これは何の数字でしょう。」というクイズから始まりました。この数字は,創立以来63年の歴史をもつ本校の卒業生の数です。
 大竹市廿日市市には14校の中学校がありますが,卒業生が1万人を超えている学校は,そのうち3校しかないそうです。中でも一番卒業生が多いのが大竹中学校で,それが「15,675名」なのです。大竹中学校の歴史や伝統の重みが感じられる数字で,いろいろな方面で多くの卒業生の方々が活躍されていることもうなずけます。
 校長先生は,
「多くの卒業生の方々が,母校への愛着と誇りをもって,今,大竹中学校がどんな学校になっているか関心を寄せていらっしゃいます。毎朝校門に立ってあいさつをしてくださる方々,毎週学校に季節の花を生けてくださる方,また気づかないところで,見守り,支え,勇気を与えてくださる先輩方。その先輩方は,生徒のみなさん一人一人に一生懸命がんばって,今以上にこの大竹中学校をよくしてほしい,みんなが誇れる学校にしてほしいと願っていらっしゃいます。授業中,『別に人に迷惑をかけているわけではないからいいだろう。』と言って,精一杯がんばらない生徒がいます。しかし,卒業された先輩方の思いを考えたら,自分だけの問題とは言えないのではないでしょうか。生徒のみなさんが『さらに伸びる』,一人一人が今以上に伸びて,みんなの誇れる学校にしましょう。いい学校にしましょう。いい2学期にしましょう。」
とお話しされました。
 このHPは日本全国の大竹中学校の卒業生のみなさんが(もしかすると海外からも)ご覧になっているのではないでしょうか。みなさんの期待に応え,明るい話題をお届けできるよう,私たち教職員も日々がんばっていきたいと思います。
2学期は,修学旅行,文化祭,中体連の県総合体育大会,新人大会など,行事も盛りだくさんです。日々の学校生活を通して,生徒たちが心身ともに“さらに伸びる”2学期にしてくれることを願っています。 (文責 須藤)