集団宿泊研修 エピソード『1日目』

1日目に習ったロープワークですが,覚えていますか?

先生たちもグループに入って習ったのですが
なかなか難しかったようです。

新聞紙や雑誌を束ねるのにピッタリと言われていたので
機会があれば,ぜひ活用してみてください。

1日目の一番しんどかったプログラム『手旗』ですが
『手旗』と聞いて,今回の1年生が体験した光景を思い浮かべる人は少ないように思います。


手旗が始まると,指導員の方に
「先生方は,前から子どもたちの顔を見てください。」
と言われ,「なんで?」と,その意味が分かりませんでした。
「倒れる子もいるので,顔色や表情を見て,危なそうなら座らせてください。」
と言われても,「倒れる?手旗で?」という感じでした。
プログラムが進むにつれ,その意味がよく分かりました。
汗をダラダラとかき,腕が思うように上がらなくなり,姿勢もキープできなくなり・・・
生徒たちの表情を見ても,体調不良なのか苦痛や疲労なのか分からなくなってきました。
心配な生徒に声をかけてまわりましたが
「大丈夫です」と,顔をゆがませながら頑張っている姿に
『やれるところまで頑張らせようか,無理にでも座らせようか』
と悩んだ場面がたくさんありました。
終わった時には「やりきった」充実感を味わえたのではないでしょうか。
手旗の頑張りには本当に拍手したいほどです。


「死ぬかと思った・・・」と手旗の感想を言った生徒もいましたが
保護者の方には,手旗での頑張りをビデオに撮っているので
参観日などの機会に,ぜひ見てもらえたらいいなと学年では考えています。
話からは分かりにくい,生徒たちの頑張りが伝わってくるはずです。