舞台裏の達人たち

数々の感動を生んだ11月13日(土)の文化祭。
 勝って泣き負けて泣き。
 仲間と一緒に長い間、苦労して必死で取り組んできたものだけが味わえる感動と涙。
大竹中学校の歴史に新たな伝統が刻まれた日。

白鳥が優雅に泳ぐ、しかし、水面下では優雅さにはほど遠い
せわしく水をかく足がある…
表面の華やかさを支える、隠れた努力
わたしがよく使ってきた話である。

 今回の文化祭でも、感動的な舞台を支えた達人たちがたくさんいる
その中でも、君たちがいたから…と讃えたいのは
 拡大執行部の人たちである。

学級で劇を仕上げるために使った時間と労力は大変なもの。
しかし、劇だけではない。
合唱があり、ダンスがあり、文化部は部活動もあった。

 そしてさらに、生徒会としての仕事。
 特に、文化祭2週間前ぐらいから
 朝練あり、昼休憩に練習あり、放課後あり、
 さらに、遅くまで残って企画や準備練習など。
 当然、休みの日にも登校して仕事。
家に持って帰ってまで仕事をした人も多いだろう。

3年生として最後の大仕事
必ず感動のステージを!
みんなには、そんな意気込みがあった。

 文化祭当日は、連日の疲れで身も心もボロボロ
 しかし、それでも
 オープニングよりエンディングまで
 所狭しと駆け回る拡大執行部の姿が…。

歴史に残る文化祭を創ろう!
感動の文化祭を創ろう!
一日中、彼らの叫びが聞こえ続けた。

 舞台裏の達人たちよ
 感動を支えた達人たちよ
 君たちには
 当たるスポットもないし
 花束もない
 しかし、
 全校生徒から
 心を込めて感謝の拍手を贈る!
 君たちがいたから… (文責山下)