卒業式へ向けての『裏』取り組み その4

ついに最終回です。


その4 「古賀先生を泣かせよう大作戦」(3組)

3組では,デジタルフォトフレームを贈ることに決まりました。
写真だけではなく,音楽も同時に聴けるので感動も2倍になるのでは,という理由からです。
まず考えたのは,フォトフレームに入れる画像です。
一人ひとりが,古賀先生へのメッセージを紙に書いて写るというものです。
それぞれ工夫を凝らし,どれもその子らしいメッセージが出来上がりました。
そして同時に,写真とともに流れる曲も全員で考えました。

こんなデータを入れました。



渡し方は,生徒から「古賀先生は群読がしたいらしいよ!」の声があがったので,群読をすることに決まりました。
群読の内容も全て自分たちで話し合い,決めていました。
生徒の予想通り,古賀先生は涙ぐんで喜んでくださったようです。


実際に今日も,古賀先生の机上で動いていましたよ。






これらの取り組みを通して,改めて子どもたちの力ってすごいなぁと感心しました。
担任を泣かせよう大作戦では,どのクラスもお金を集める方法を取りました。
このことで卒業生の保護者の皆さんにはご心配をおかけしたと思います。
お金をかけることがいいことだとは思いませんが,
『クラス全員が一つの(担任を泣かそうという)目標に向けて真剣に考えた』ということが
こんなにステキな結果につながったのだと思うので,ご理解いただけると幸いです。


在校生側でもいくつかサプライズを仕込まれていたようです。
お子さんとの話のタネになさってはいかがでしょうか。(文責 今西)