桃の節句

桃の節句は女の子の成長を祝うお祭りです。
日本古来の人形信仰と,中国で3月の最初の巳の日に行われていた
上巳(じょうし)の節句とが結びついたものと言われています。

日本古来の人形信仰とは
紙や草でつくった人形で体をなで
自分の穢れを人形にうつして川や海に流す風習です。
これが「流し雛」の原形と言われています。
上巳の節句とは,川で身を清め不浄をはらう習慣です。
この日に桃の花を入れた桃花酒が飲まれていました。
桃の花には魔や穢れをはらう力があるとされていました。
桃花の流れる水を飲んで,三百歳まで生きたという伝説もあるくらいです。
縁起物として,菱餅や雛あられ,白酒やハマグリのお吸い物,草餅などを食べます。

雛あられは,餅を砂糖にからめて炒ったもので
ピンク,緑,黄,白の4色があります。
この4色はそれぞれ四季を表しているといわれています。
でんぷんが多く含まれ,健康によいことから
雛あられには「一年中,娘が幸せに過ごせますように」
という思いが込められているそうです。


今日は試験が終わって最初の休みでしたが,ほとんどの部活が元気に活動していました。
先日,善行者表彰されたバスケットボール部は「メイプルカップ」に参加しています。
良い結果を期待しています!