将来社会に出て生きていくために必要な力

 修学旅行から2年生が帰ってきて,今日は久しぶりに全校生徒が登校した一日になりました。新人戦や文化祭に向けた取組みがいよいよ本格的になってきます。気を抜かずに益々頑張ってほしいと思います。
 さて,昨日,本日と本校多目的教室で「中学校におけるキャリア教育実践講習会」が開かれ,近隣から多くの先生方が研修にこられていました。キャリア教育とは,「一人前の社会人・職業人として生きていくために必要な資質・能力を育む教育」のことですが,具体的にはどのような資質・能力が備われば,社会に出て困らないと思いますか?「あいさつができる」「掃除ができる」「自分の意見が言える」「負かされたことは責任を持ってやりきる」「他人とうまくやっていける」・・・・・
これって学校や家庭,地域社会で学んだり経験することだらけですよね。今日の講習会でも,このキャリア教育をより効果的に推進するために,多くの先生方が集まって勉強していたのです。
 講習会終了後,担当者の方が職員室にお礼を言いにこられたのですが,こんなことをおっしゃいました。「これまで多くの中学校にお邪魔しましたが,こんなにみんなが気持ちのいい挨拶をしてくれた学校はありません。例外なく,全ての生徒さんが挨拶をしてくれました。」
 本校の生徒は,「あいさつ」について他校よりも一歩大人,社会人に近づいているのかな?とうれしく思いました。また今後とも,挨拶の指導を我々が先頭に立ってすすめていきたいと思います。(文責 岡寺)