「明るく元気で楽しく」挑戦!

 11月5日は廿日市スポーツセンターで『平成22年度 広島県中学校教育研究会 保健体育科研究大会』が開催されました。
 県下の保健体育科の先生達の研究大会で「生徒が意欲的に取り組む授業づくり」について研修をしました。この研究大会の講演で中田一吉先生のお話を聞くことができました。
中田一吉先生をご存じでしょうか?
中田先生は,陸上競技の指導者として熊野高等学校を6度全国高等学校駅伝大会出場へ導くなど,陸上競技の指導を通じて特色ある学校づくりに尽力するとともに,広島の陸上競技の発展,競技力の向上に貢献した方です。
 現在は株式会社デオデオ陸上競技部監督を努めておられます。
先生の講演の中で印象に残ったことを紹介します。
 
 
 先生は必ずと言っていいほど
大会1週間前は,メニューをフリーにして選手個人個人で考えさせるのだそうです。
大会当日にいいパフォーマンスができるように
各自で調整させたいとおっしゃっていましたが
あのデオデオの選手でさえ,なかなか自分で調整できない,メニューを考えることができない
と嘆いておられました。
いつも指示を待っているのでその弊害だとおっしゃっていました。
「指示待ち」ではだめ。自分でどんどん考え,行動できる選手でないと
伸びることはできない・・・のだそうです。


 部活指導や教科指導,その他生活指導においても
応用できる内容だと思いました。
 

 

当面は,
明るく元気で楽しく挑戦させることができるような部活動にしていけるように
頑張ります。(文責 本田)