1学年福祉体験学習のスタート

1学年の江田島集団宿泊研修が無事終了してから2週間が経ちました。生徒からは「初めての野外活動ですごく疲れた」との声が多かったのですが,休む間もなく,福祉体験学習が今日から本格的に始まりました。本日は大竹市社会福祉協議会の田中弘明会長を講師にお招きし,福祉の意味から大竹市における福祉の実情まで,興味深い様々なお話をしていただきました。芥川龍之介の河童のお話や江戸しぐさゆる体操など,生徒が思わず引きつけられるような内容を通して,福祉について熱く,またわかりやすく説明してくださいました。おかげで2時間近くの講話を1学年の生徒は集中力を切らすこと無く,最後まできちんとした姿勢で聞くことができました。2週間前の江田島での研修の成果も出たのではないかと,我々教員も大変嬉しい気持ちになりました。その姿勢,表情から,本日の講話を通して,生徒たちの福祉に対する関心は確実に高まったと感じました。この講話をスタートに,これからの福祉体験学習が生徒にとって人間形成の基盤の一つとなってくれるよう願っています。

江戸しぐさで,傘がぶつからないように,相手を気遣うしぐさです。

これからは,糸(縁)のように結び合って,支え合って生活していきたいとおっしゃっておりました。

ゆる体操の写真です。笑顔もあってとっても楽しそうに活動していました。

[文責 戸高]