第3回研究授業

9月7日(月),今年度第3回の研究授業を行いました。
今回は1年1組の国語の授業を参観し,その後校内研修会を行いました。
今回の授業は,「根拠を示して書こう」という単元の授業でした。生徒たちは多くの先生に囲まれて(大竹小,木野小の先生もいらっしゃいました)緊張気味でしたが,真剣に考え,班の話し合いもしっかりできていました。

   


今回の授業では,これまでの大竹中学校の授業づくりの取組みをまとめた「おおたけ授業スタイル」を,教職員全員で研修しました。「おおたけ授業スタイル」とは,次のような授業のスタイルで,教職員全員がこのスタイルを取り入れた授業をしようというものです。
 ○お=大きな文字でねらいを書こう。
     →その授業のねらいを生徒にはっきりとつかませる。
 ○お=おさえどころは,グループ・ペアで!
     →大切なところは班やペアで学習し,一人一人が進んで取り組む態度を養い,生徒同士がかかわり合って,学習を深めることができるようにする。
 ○た=大事なポイントすかさずほめる。
     →ねらいにせまる生徒の発表やがんばりを教師がすかさずほめて,全体のやる気をさらに伸ばして学習のねらいを達成する。
 ○け=継続させよう家庭学習
     →今日の授業で学習したことを,家でもやってみようという意欲につなげ,家庭学習の習慣を養う。

授業後の校内研修会では,今回の授業をもとに研究協議を行い,その後広島県西部教育事務所の富田谷敬子指導主事に指導・助言をいただき,耼原昭徳先生(山口学芸大学教授)にご講話をいただいて研修を深めました。

  


「おおたけ授業スタイル」をどう授業に取り入れるか,どんな授業の工夫をすれば生徒に論理的な文章を書く力をしっかりと身に付けさせることができるかなど,授業者の竹本先生はずいぶん苦労して,夏休み中ずっとこの授業のための準備をしました。また,授業の直前の土曜日には,先生7人が生徒役になって模擬授業をしてみて,本番の授業に備えました。
これからも,大竹中学校の授業が「生徒が『わかった』『楽しい』と感じる授業」になるよう,教職員全員で取り組んでいこうと決意した校内研修会でした。
                                                                                           (文責 須藤)